Hora de Choro Jul.04 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

トリオ演奏特集
毎週土曜日夜10時半、日本で唯一(多分)のショーロ専門ラジオ番組です。
ブラジルポピュラーミュージックの源流ショーロを中心にお届けします。
マニアではないけどショーロファンである二人のおしゃべりです。
2012年7月に番組を始めました。

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2020年7月4日放送曲

トリオ演奏特集

曲名 作曲家 プレイヤー
Tico-Tico no Fuba Zequinha de Abreu Tigre da LAPA: Marcos Ariel(fl),  Jose Paulo Becker(vi),  Beto Cases(pa)
Saudades de Princesa Canhoto da Paraiba Trio de Camara Brasileira:Pedro Amorim(ba),  Alesandre Valente(ca), Caio Cesar(vi)
Cabuloso Radames Gnattali O Trio:Paulo Sesar Santos(cl), Pedro Amorim(ba), Mauricio Carrilho(7c)
Um A Zero Pixinguinha, Benedito Lacerda Trio Madeira Brasil:Ronaldo do Bandolim(ba), Ze Paulo Becker(vi), Marcelo Goncalves(7c)
     

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Hora de Choro Jun.27 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

ヴォーカル特集 今週もリモートワークです。
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2020年6月27日放送曲

ヴォーカル特集

曲名 作曲家 プレイヤー
Carinhoso Pixinguinha/ Joao do Barro Marisa Monte, Paulinho da Viola
Conversa de Botequim Noel Rosa Alex Souza
Um Calo de Estimacao Ze de Zilda/ Jose Thadeu Tereza Cristina/ Pedro Miranda
Nova Ilusao Pedro Caetano/ Claudionor Cruz Bia Pae Lena
De Mal A Pior Pixinguinha/  Herminio Bello de Carvalho Nati Szpilman

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Hora de Choro Jun. 20 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

エルネスト・ナザレ特集 今週もリモートワークです。
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2020年6月20日放送曲
エルネスト・ナザレン特集

曲名 作曲家 プレイヤー
Ouro Sobre Azul Ernesto Nazareth Maogani
Fidalga Ernesto Nazareth Paulo Sergio Santos/Mauricio Carrilho/Pedro Amorim
Coracao Que Sente Ernesto Nazareth Maria Tereza Madeira
     

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Hora de Choro June 13 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

ジャコー・ド・バンドリン特集 今週もリモートワークです。
毎週土曜日夜10時半、日本で唯一(多分)のショーロ専門ラジオ番組です。
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2020年6月13日放送曲
ジャコー・ド・バンドリン特集

曲名 作曲家 プレイヤー
Vibracoes Jacob do Bandolim Caraivana
Doce de Coco Jacob do Bandolim Choro das 3
Bole-Bole Jacob do Bandolim Joel Nascimento
     

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Hora de Choro June 06 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

ピシンギーニャ特集 今週もリモートワークです。
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2020年6月6日放送曲
ピシンギーニャ特集

曲名 作曲家 プレイヤー
Rosa Pixinguinha Vitor Lopes
Cochichando Pixinguinha Mario Neves
Ingenuo Pixinguinha Marco Pereira
     

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Hora de Choro May 30 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

今週もリモートワークです。
毎週土曜日夜10時半、日本で唯一(多分)のショーロ専門ラジオ番組です。
ブラジルポピュラーミュージックの源流ショーロを中心にお届けします。
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2020年5月30日放送曲

曲名 作曲家 プレイヤー
Quando a Esquina Bifurca Delcio Carvalho/Osorio Peixoto Laexandre Maionese(fl) etc
Caboclo Guaracy Paulo Cesar Pinheiro Gloria Bomfim
Odeon Paulo Cesar Pinheiro Paulo Cesar Pinheiro
Santo Amaro Franclin da Flauta, Luis Claudio Ramos/Aldir Blanc Luciane Menzes

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Hora de Choro May 23 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

今週もリモートワークです。
毎週土曜日夜10時半、日本で唯一(多分)のショーロ専門ラジオ番組です。
ブラジルポピュラーミュージックの源流ショーロを中心にお届けします。
マニアではないけどショーロファンである二人のおしゃべりです。
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2020年5月23日放送曲

曲名 作曲家 プレイヤー
Chorinho Pra Voce Severino Araujo Laexandre Maionese(fl) etc
Carinhoso Pixinguinha, João de Barro Tete Espindola
Odeon Ernesto Nazareth Antonio Sanguinetti
Ecos Joel Nascimento Agua de Moringa

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Hora de Choro May 16 2020

Hora de Choro
オーラ・デ・ショーロ

今週はリモートワークです。
毎週土曜日夜10時半、日本で唯一(多分)のショーロ専門ラジオ番組です。
ブラジルポピュラーミュージックの源流ショーロを中心にお届けします。
マニアではないけどショーロファンである二人のおしゃべりです。
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2020年5月16日放送曲

曲名 作曲家 プレイヤー
Cinco Companheiros Pixinguinha Paulinho da Viola
Sampa Caetano Veloso Diego Figueredo
Ainda Me Recordo Pixinguinha Alexandre Gismonti Trio
Choro Tipico No.1 Heitor Vila=Lobos Luiz Chaffin, Pedro Braga

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Catulo da Paixão Cearense

カツロ・ダ・パイション・セアレンセ
この詩人の小伝を書こうと資料を漁っていて、抱えていたある謎が解けた。

5年前の今頃、僕はアニマルの「オ・ショーロ」を必死に訳していた。
アニマルは「オ・ショーロ」の中でカツロを「モディーニャの生ける伝説」と賞賛した後に続けて、「カツロはモディーニャとセルタネージョのガンディーだ」と言っている。
アニマルがガンディーの名を使って何を言いたかったのかさっぱり分からなかった。
ブラジルの独立とインドの独立と何か関係があるのかとか、両国の共通点はイギリス資本が深く入り込んでいる点であるとか、ガンディーの非暴力主義の影響とか、更には当時のブラジルには「ガンディー」という今は消えてしまった言葉があったのかとか、色々考えた。
しかしどれもピンとこない。
結局「分からない、不明」と白旗を上げてそう書いた。


今日、カツロの写真を眺めていてあることに気が付いた。
カツロはガンディーそっくりだ。
アニマルの言葉に深い意味なんかありゃしない。
ただの見た目だ。カツロは強面のガンディーだったのだ。
アニマルに騙されていた。
いやアニマルは騙そうとしていない。こっちが勝手に深読みしたのだ。まんま訳せばよかったのだ。
チックショー!

アニマルが書き残して85年後、地球の反対側で悲鳴と雄叫びを上げたのだ!
しかもこの新解釈だって100%正しいわけではない!

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João 21

カツロ <アニマルの「オ・ショーロ」>

 

 

「ドン・キホーテ」を2年がかりで読んでいる。
セルバンテスが比喩や引用で縦横無尽に利用している多くの古典はヨーロッパ人であれば幼いころから空気のように親しんでいるベーシックな教養なのだろうけれど、東洋の小島で生まれた僕は肌ではなく頭で理解せざるを得ない。

仕方が無い。
理解したいという好奇心が面倒くさいという怠惰な心に打ち勝ち、ヨーロッパカルチャーの基層の一つであるバイブルを頭から読み始めた。(適当なページを繰ったことはある)
そしてある個所に至った時に何かがピカっと光った。「ヨハネによる聖福音書」の最後の部分で何かが引っかったのだ。(21節25)

日本語訳(ドン・ボスコ社版)では
「イエズスがおこなわれたことは、…一つ一つしるしていたら、その書かれた本を入れる為に、全世界さえもたるまいと私は思う」

ネットでポルトガル語版を探したら直ぐに見つかった。まことに便利な世の中である。

Há, porém, ainda muitas outras coisas que Jesus fez; e se cada uma das quais fosse escrita, cuido que nem ainda o mundo todo poderia conter os livros que se escrevessem.

当たり前だが日本語訳の通りである。

引っかかったのはアニマルの「オ・ショーロ」のカツロの章を思い出したからである。

原文(“O Choro” P62  ver. Acari)はこうである。

Para se fazer a biografia de Catulo seria preciso todas as paginas desde livro.

訳すと
「カツロの伝記をつくるとしたらこの本のすべてのページが必要であろう」


似ているような、似ていないような、何処にでもある陳腐な比喩のような気もするが、やはりどこかでつながっている、と思う。
ブラジル人といえばカトリック。幼いころからバイブルを読み親しんでいるだろうから気付かぬうちに似たような表現をしたのか?

ヨハネとイエズス、アニマルとカツロ。
アニマルは心底カツロを尊敬していたのだろうけれど、バイブルまで持ち出す程の表現が必要だったのか?
ブラジル人ならピンとくるのか?

確かなことは分かないけれど備忘録として残します。
何だか少し儲けたような気分である。

 

Bíblia Online
「ショーロはこうして誕生した」

ショローンとその時代 アニマル アレシャンドレ・ピント